昨日、息子の通う高校の校長から新年のご挨拶とともに「人生生涯 小僧のこころ」という著書が届きました。著者である塩沼亮潤大阿闇梨は吉野・金峯山寺の千三百年の歴史の中で二人といわれる満行を果した極限を乗り越えてきた方。
阿闇梨様が住職を勤められる「慈眼寺」のHPのプロフィールに、「朝起きて、今日も一日よろしくお願いします。と手を合わせ、いいことをして、悪いことをしない。そして、夜、何事もなく、無事に終わったならば、神さん、仏さんにありがとうございました、と感謝すること。 これが立派な信仰だと思うのです。人生が行であり日々が行とするならば、 行に終わりなし、 すべての出会いに感謝しながら、一息一息を大切に、この命つきるまで・・・」とありました。
この件を拝読させていただいた瞬間、なんと愚痴の多い自分の日常に恥ずかしさやら情けなさがこみ上げてきました。
今年のテーマはありきたりですが「感謝の心」でした・・・
私にこのような有難い本をご恵贈下さる方がいらっしゃる・・・
その方の限られた人生の瞬間を私に思いを馳せ、大切な時間を手向けて下さる方がいる・・・なんて幸せなことでしょう・・・
今、生かされている奇跡への感謝を忘れずに、一歩ずつ丁寧に歩いていきたいと改めて感じた一日でした。
塩沼亮潤「人生生涯 小僧のこころ」より
「苦行を経験したから悟れるものではない。大事なのは、行で得たものを生活の中で実践することである。それぞれに与えられた立場でそれぞれに与えられた役目を果たしていく中でも、多くのことを感じ、悟ることができる」、と。

